タトゥ農園は、首都ナイロビから25㎞のキアンブ地域に位置します。 タトゥ農園はコフィナフ社が経営しています。コフィナフ社はケニア全体のコーヒー産業の8.5%を占める大きな会社です。 多くのケニアのコーヒー生産(約70%)は小規模農家によるもので、個々の農家が自分の土地で少量のコーヒーを栽培している小規模経営が主になります。 そんな中で組織的に農園から精製まで行うのはケニアとしては珍しい農園です。 周辺の水源環境にとても恵まれており、ムクユ川とカミティ川に接し、その川の水を近隣の3つのダムで貯水することで、異常気象下にあっても常に綺麗な水で育成や精製を行える恵まれた環境が整っています。 農業の機械化も進んでおり、土や葉の成分分析を一年を通して行うことで、効果的に施肥するための取り組みも行われています。 農園には常勤スタッフが80名、季節労働者が500名所属しています。年齢も18歳以上に限り、労働条件も種族による差別は撤廃され、全ての労働者が働きに応じて平等に評価される仕組みがあります。